春に購入したホテイアオイがどんどん増えています。
春に買ったときには、小さくて緑も薄かったホテイアオイが、どんどん大きくなって緑も濃くなりました。
今、この写真の火鉢は東側に置いていて、午前中は直射日光が当たりますが、午後からは直射日光は当たらない場所です。
ホテイアオイは直射日光を好むようで、この通りどんどん成長していきます。
家の中にホテイアオイを置いたことはないので比較はできませんが、本で読むと直射日光を一日数時間当たるとどんどん増えていく、と書かれています。
大きくなったホテイアオイからは、ランナーといって、人間で言うとへその緒のようなものでつながった、子株ができてきます。
その子株も少し大きくなると自然にランナーが切れていました。
そして、大きくなったホテイアオイはめだかにとって良いことがいくつもあります。
・めだかの隠れ場所になること
直射日光からめだかを隠してくれます。また、人間の目からも隠してくれますので、めだかにとっては居心地がよいのだと思います。
・ホテイアオイの根が卵の生み付け場所になること
黒い根が長くなり、小さい根もたくさん生えてきます。この根がめだかの産卵場所になります。実際に、親めだかの水槽に入れていたホテイアオイを、この火鉢に入れて約10日後には、小さな稚魚が火鉢の水面に現れました。
・水を浄化してくれる
水の中の、めだかの糞や餌の食べ残しなどを、根から吸収してくれるようです。
このように、めだか飼育には非常に役立つホテイアオイですが、外来植物であり、決して増えすぎたからと行って近くの川や池に捨てるのはしてはいけませんね。
この火鉢の中のめだかの稚魚は、ホテイアオイと共にぐんぐん成長してくれています。