メダカの稚魚が激減した訳

今年も順調にメダカの卵から稚魚が孵化していました。

金魚鉢にホテイアオイや藻ごと移すと、数日後には小さな稚魚がたくさん泳いでいます。

おそらく20匹以上はいた金魚鉢のメダカの稚魚が、最近三匹まで減っていました。

一匹は、同じ稚魚なのにとても大きい稚魚です。

もう二匹も比較的大きな体つきです。

残りの十数匹のメダカの稚魚はどこへ行ったのでしょうか?

今朝、もう一つのメダカの卵孵化用の水槽をじっと見ていて分かりました。

体の大きなメダカの稚魚が、小さな稚魚を攻撃しているのです。

何度か口で攻撃すると、小さな稚魚は動かなくなってしまいました。

動かなくなったメダカは、水面に浮かぶでもなく沈むでもなく、その位置にじっとしたままです。

きっと息絶えたのでしょう。

同じくらいの体つきなら、けんかをしても、どちらかが逃げて終わりでしょう。

しかし、体の大きさに大きな差があると、やられた方は大きなダメージを受けて死んでしまうようです。

きっと、金魚鉢の中のメダカもそれを繰り返したのではないかと思います。

自然の世界は厳しいものです。

人間にできることは、小さな金魚鉢ではなく、大きなところに移してやることぐらいです。

近いうちに実現したいと思います。